動画編集ソフトを選ぶポイントは3つです。
- 独学でスキルアップできる仕組みを備えていること。
- 独学で疑問を解決できる仕組みを備えていること。
- プリセットされた合成素材を必要充分に備えていること。
どんなに操作が簡単なソフトでも応用テクは必要だし、疑問はやりながら発生するもの。
なのて、独学でのスキルアップや、疑問を自己解決できる仕組みがあるかどうかが、初心者にとっては何より大事な要素です。
また、エフェクトやテンプレートといったプリセット済みの合成素材は、初心者の動画クオリティを即効で激上げしてくれるので、合成素材の質と数で選ぶのもおすすめの選び方です。

イロイロ詳しめに解説していきますので、はじめて動画編集ソフトを購入される方など、ぜひ参考にしてください。
動画編集ソフトの選び方

選び方1. 「プロ向け」と「一般・家庭向け」の違い
動画編集ソフトは、ざっくりと「一般・家庭向け」と「プロ向け」の2つに分類できます。
この分類は、業務の有無・編集経験・編集知識・個人の能力や職業には関係なく、ソフトの性能で区別した呼称です。
【家庭向けソフトとプロ向けソフトの違い】
- 一般・家庭向けソフト:大まかな編集をざっくりできるが、詳しい調整はできない。
- プロ向けソフト:詳しい設定で自在に編集できるが、大まかな編集をざっくりするのは苦手。
ちなみに、プロ向けソフトと家庭向けソフトは、できることだけではなく、操作感も変わるので、「大は小を兼ねる」ような感覚で手を出すのはおすすめしません。
【家庭向けとプロ向けの操作感の違いについて】
プロ向けソフトが細かく編集できるのは、細かい入力ができるからです。
ソフトの操作自体は難しくないですが、基本的な知識・経験がないまま扱うのは難しく、操作もやや面倒なインターフェースになっています。
ここを理解しておかないと、以下のような間違った認識が生まれます。
プロ向けソフトに機能不足がないのは間違いないですが、操作感が大きく変わるので、初心者にはおすすめしません。
恐らく、「大は小を兼ねるだろう」と考えた方は、コントローラーのボタンが増える程度のイメージをお持ちだと思いますがそれが間違いです。
\(×)誤った認識/
むしろ、プロ向けソフトには細かい設定入力が必要なため、操作が複雑になります。
イメージとしては、コントローラー(家庭向け)からキーボード(プロ向け)に変わるようなものです。
\(◎)正しい認識/
はじめて編集に挑戦する方は、できれば家庭向けソフトで慣れ親しんだのち、必要に応じてプロ向けソフトに切り替えていくのがおすすめです。
動画編集ソフトの選び方2. 短時間でそれっぽく作れればいい

動画編集ソフトは直感操作が多く、オフィス系アプリが苦手な方・パソコンが苦手な方でも親しみやすいアプリです。
ただ、初心者はいろんなテクニックが不足しているため、はじめのうちは膨大な時間を浪費することになります。
【動画編集の時短テクニック】
- 基本的な操作テクニック
- 納得できる動画に仕上げる微調整テクニック
- 素材を作るテクニック
- 素材を探すテクニック
上記❶は触って覚えるしかないテクニックですが、❷~❹はソフト同梱の素材を充実させることで、ある程度解決します。
ちなみに、❷~❹を解決してくれるソフトは、プロ向けではなく家庭向けソフトです。
【作業時間があまりとれない×初心者へのおすすめ】
動画編集は、合成素材の質によるところが大きいです。
そして、合成素材の制作と調整こそが、初心者の時間を割く最大の要因です。
つまり、高品質なムービーを初心者が最速で作りたいなら、完成度の高い合成素材が豊富にパッケージされているソフトを選ぶのがおすすめです。
時短に繋がる合成素材とは次のもの。
- エフェクト
- オーバーレイ
- テキストアニメーション
- BGM
- 効果音
- テンプレート
動画編集ソフトの選び方3. 細部への拘り

ムービーへのオリジナリティと拘りも、ソフトを選ぶポイントになります。
動画編集のオリジナリティや拘りは、洋服のコーディネートに置き換えてみると、分かり易いかもしれません。
【洋服のコーディテートに置き換えて考えてみる】
動画編集は、既存orオリジナル素材を組み合わせて作品を仕上げるところが、ファッションコーディネートとよく似ています。
※以下、動画編集ソフトの特徴を例えたもので、実際のファッション嗜好とは同義ではありません。
◎コーディネート好きなタイプ
店頭に並んだ服(既成の素材)をピックアップしたり合わせる コーディネート ができれば充分楽しい!という方。
⇒家庭向け動画編集ソフトがぴったり。
◎アレンジ好きなタイプ
店頭に並んだ服(既成の素材)をピックアップしても、ボタンを付けたりカットしたりといった セミカスタム までしないと満足できないっ!という方。
⇒プロ向け動画編集ソフトがぴったり。
◎フルメイドしたいタイプ
市販品(既成の素材)に、わたしを満足させるものはないので、服そのものを フルメイド しちゃいたいっっ!という方。
⇒プロ向け動画編集ソフト+αが必要。
様々な素材にあまり手を加えず、シンプルな合成や結合をしていくのが家庭向けソフトで、素材そのものに変更を加えながら、微細なセッティングをできるのがプロ向けソフトと言えます。
【プロ向けソフトの特徴】
プロ向けソフトの大きな特徴は、合成素材の音・色・効果・出力形式のタイミングや重なりをコントロールできる機能の有無で、 高度編集機能 などと呼ばれます。

動画編集ソフトの選び方3. 投稿・共有方法

動画を編集する目的は、ほぼ例外なく誰かと共有することですよね!?
よって、希望のメディアへ出力できるのか?と、頻度の高い出力方法を簡単にできるか?は、ソフト選びには重要な要素です。
アウトプットするメディア | 説明 |
自分のPC・USB | どのソフトも可能。 |
動画投稿サイト | ソフトによっては、Youtube・Dailymotion・Vimeo・ニコニコ動画・Youkuへ、直接アップロードしてくれるものもあり、とても楽。 |
DVD・BD |
結婚式場などは、DVD書き出しが主流で、書き込みにはオーサリングソフトソフトが別途必要になる。 DVD出力の予定がある人は、オーサリング機能が盛り込まれたソフトがおすすめ。 |
動画編集ソフトの選び方4. 収益化

動画投稿サイトやSNSへのアップが多い方は、知らない間に収益化することもあるので、ソフトの商用利用可否は気にしておきたいところです。
あとあと大変な事になるのも面倒ですし、作った動画で収益が発生しそうな人は、商用可能なソフトを利用するのがおすすめですよ。
【動画編集ソフトの著作権】
動画編集ソフトでは、内蔵されている効果音・エフェクト・テンプレート・画像…などが、第三者の著作権を持っている場合が多く、収益化すると著作権違反になる可能性があります。
https://dougahensyu.tokyo/useful-information/
以上、5つのポイントを押さえておくと、貴方が選ぶべきソフトの方向性もおおむね決まってくると思いますので、ぜひ考えてみてください。
次項から、ほぼ外さない!?わたしのおすすめソフトランキングをご紹介します。
動画編集ソフトのおすすめ【有料】人気×総合 ランキング

動画編集ソフトは、作りたいモノ・やりたいコトで選ぶのがセオリーですが、はじめて動画編集をする方に、最も重視してほしいポイントは次の3つです。
- 直感的に操作できるもの
- チュートリアルやヘルプが充実しているもの
- 高品質な素材が同梱されているもの
総合ランキング
RANK | 製品名 | 価格 | 扱いやすさ |
1位 | パワーディレクター(365) | 8,480/年(サブスク) | |
2位 | プレミア プロ | 26,160/年(サブスク) | |
3位 | モバビ(suite) | 9,900(永久ライセンス) | |
4位 | フィモーラ | 8,980(永久ライセンス) | |
5位 | フィモーラ プロ | 21,080(永久ライセンス) | |
6位 | プレミア エレメンツ | 17,800 | |
7位 | ビデオ スタジオ(Ultimate) | 18,144 | |
8位 | ファイナルカット プロ X | 34,800 | |
9位 | エディウス プロ | 47,918 |
1位と2位は1年契約(サブスクリプション)の製品で、以下のメリットがあります。
- パワーディレクター:10万円相当の有料級素材が使い放題可能!
- プレミアプロ:Adobeアプリを定額で使い放題出来るコンプリートプランが利用可能!
- 共通:アプリのバージョンがいつでも最新!
サブスクリプションは買い上げソフトと違い、追加のアップデート費用も不要です。
結果的に、継続利用するにも割安です。
永久ライセンスとは、一度購入したら、その後のバージョンアップ費用が一生不要になるライセンスの事です。
長期利用すると、年コストはとても安くなります。
パワーディレクター(Power Director)

特徴&イチ推しポイント
パワーディレクターの特徴は以下の通り。
- 操作性抜群のインターフェース。
- 高品質の同梱素材が豊富。
- 公式サイトのチュートリアル・オンライントレーニング・ヘルプが充実。
- 業界最安値レベルの価格帯&公式サイトキャンペーンで激安にも!
- サブスクリプリョンを使うと、10万円相当の有料素材が使い放題。
- オーサリング機能付き。
パワーディレクターは、家庭向けソフトに位置するものの、性能はプロ向けに近く、中級者でも満足できるソフトです。
また、初心者向けのサポートも手厚く、公式サイトのチュートリアル・オンライントレーニング・ヘルプ(動画併用)が充実しているため、操作の自己解決率が高いのも魅力です。

他、ゲーム実況をしたい方にも嬉しい、キャプチャソフトも付属するため、大変お得なソフトと言えます。
趣味の編集・動画投稿サイト向け動画編集・結婚式ムービー・ゲーム実況など、幅広いニーズに適したマルチな動画編集ソフトです。
仕様一覧
結婚式ムービーに必須のDVDオーサリング機能や、動画投稿サイトへの直アップロードにも対応し、対応できない書き出しはほぼありません。
パソコン要件は低めなのに動作は軽めで、トラブルも極少な印象です。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 8,480/年(サブスク) |
操作難易度 | 普通(初心者~中級者) |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・ゲーム記録・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | ユーチューブ収益可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | 〇 |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | 〇 |
システム要件(最小仕様) |
|
なお、ソフトは買い上げも可能ですが、サブスクリプションの方が価格&メリットが大きく、おすすめです。
最安値でアプリを入手できるショップ・その他の詳細情報は、以下のリンクを要チェック。
プレミア プロ(Premiere Pro)

特徴&イチ推しポイント
プレミアプロの特徴は以下の通り。
- プロ仕様の微細なコントロール。
- Adobeアプリやデータとの強力な連携。
- 有料・無料を問わず、高品質素材が膨大に流通。
- 公式サイトのチュートリアル・オンライントレーニング・ヘルプが充実。
- 商用利用可。
プレミア プロは、クリエイティブ系アプリで有名なAdobeの動画編集ソフトです。
リアルな映画会社でも多数の実績がある、本物のプロ向け動画編集ソフトで、機能に不足するものはありません。
1位のパワーディレクターほど、同梱素材に恵まれていないものの、わたしが初心者にもおすすめしたいのには理由があります。
●操作方法のFAQが豊富

Adobe公式サイトをはじめ、一般の方の公開している情報量が桁違いに多く、全く使ったことがない方でも、使い方で困ることはありません。
●チュートリアルが豊富

プレミアプロは、アプリ自体にe-ラーニングが実装されていて、使い始めもスムーズです。Adobe公式サイトにも豊富なチュートリアルがあり、スキルアップのネタにも事欠きません。
●素材が豊富
有料・無料ともに、高品質な素材が大量に配布されています。
万一素材の自作に困ったときでも、簡単に素材を入手できます。
趣味の編集・動画投稿サイト向け動画編集・動画コンテンツの販売など、動画編集において出来ないことはほぼありません。
仕様一覧
引くほど細かい出力調整ができるプロ仕様ですが、DVDオーサリング機能はありません。
なお、プロ向けらしくパソコン要件は高めで、動作も重めです。
ただし、性能は確実に良くて、負荷の高い自動切り抜きや抽出成果を他社と比べてみると、明らかに綺麗で精度の高い仕事をします。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 26,160/年(サブスク) |
操作難易度 | 普通(初心者~上級者) |
おすすめ活用シーン | 動画投稿・趣味・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
△ |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | × |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | 〇 |
システム要件(最小仕様) |
|
ちなみに、プレミアプロは買い上げできず、サブスクリプションでの利用となります。
最安値でアプリを入手できるショップやその他の詳細情報は、以下のリンクをチェック。
モバビ スイート(Movavi Suite)

特徴&イチ推しポイント
モバビの特徴は以下の通り。
- 超初心者向けのインターフェース。
- 高品質の同梱素材が豊富。
- 低価格帯では珍しい、プチ高度編集機能。
- 永久ライセンス。
- オーサリング可能なプラグインが同梱。
- ルールに従えば商用利用可能。
モバビは、日本での知名度は低いものの、100万以上ものユーザーを持つアメリカ発のメジャーなソフトです。
明らかに初心者を意識した作りになっており、操作はとても簡単です。
また、超初心者向けソフトFilmoraとも非常に似ていますが、以下の点でモバビの方が優れています。
- キーフレームを使った高度編集機能を使える。
- 多様な出力可能なコンバーターアプリが付属する。
- PCキャプチャアプリが付属する。
なお、クレジット(movavi)を記載すれば、一般ライセンスでも商用利用可能という、実に大らかなルールがありますので、動画編集での収益化を河岸得ている方の、導入ソフトとしても最適です。
- 詳しくはこちら(公式サイト)をご確認ください。
趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集・結婚式ムービー・ゲーム実況など、はじめての方のニーズに不足することのない動画編集ソフトです。
モバビで最もおすすめなのは、Movavi Suiteの永久ライセンスですが、公式サイトからだとストレートに購入できません。
\正規のリンクから買えるのはサブスク版のSuiteのみ!/

現時点で、Movavi Suiteの永久ライセンスを最安値で購入できる唯一の手段をお知りになりたい方は以下「Movavi Suite永久ライセンスを購入する唯一の方法」をチェックしてください!
ストレートにSuiteの永久ライセンスは購入できないため、以下3つの手順を踏みます。
❶ Suiteの無料体験版をダウンロードする。

❷ 先ほどインストールしたSuite無料体験版のアンインストールを試みる。

❸ アンインストールウインドウに表示されるリンクを辿り、申込を行う。

●その他注意点●
リンク先には、永久ライセンスを割引価格で商品表示されていますが、不要な製品にチェックが入っているかもしれませんので、適宜チェックをはずして購入してください。

仕様一覧
結婚式ムービー必須のDVDオーサリング機能や、動画投稿サイトへの直アップロード、モバイル出力も幅広く対応し、一般的な書き出機能に不足はありません。
パソコン要件も低く、動作も軽めでトラブルもほとんど感じない良アプリです。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 9,900円(裏ワザ価格) |
操作難易度 | 易しい・普通・難しい |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・ゲーム記録・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | 商用利用可:要ルール遵守 |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | 〇 |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
なぜか、ショップからストレートにMovavi Suite永久ライセンス版は買えません。
興味のある方は、必ず、裏ワザをチェックしてください。
最安値でアプリを入手できるショップやその他詳細情報の確認は、以下のリンクをチェック。
4位 フィモーラ(Filmora)

特徴&イチ推しポイント
フィモーラの特徴は以下の通り。
- 超初心者向けのインターフェース。
- 高品質の同梱素材が豊富。
- 永久ライセンス。
- オーサリング機能搭載。
オシャレな外観のフィモーラは、実は台湾発の動画編集ソフトです。
ユーチューバーの方にも使っている方が多く、意外と有名です。
完全に初心者を意識した作りになっていて、操作の簡単さと、アフター素材の多さでいえば、文句なしにNO.1です。
公式サイトでのキャンペーンも多く、非常にリーズナブル!
何より、同梱&追加購入素材がおしゃれで使いやすいので、触ってて楽しくなるソフトです。
趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集・結婚式ムービー・ゲーム実況など、はじめての方のニーズに不足することなく、動画編集を楽しめるソフトです。
【FilmoraのDVD書き出しについて】
わたし自身で再現したことはないのですが、DVDへの書き出しがどうしても上手くいかないケースが時々あるようで、実際に相談を受けたことが何度かあります。
仕様一覧
結婚式ムービー必須のDVDオーサリング機能や、動画投稿サイトへの直アップロードにも対応し、一般的な書き出し不足はありません。
パソコン要件も低く、動作も軽めで快適です。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 8,980円 |
操作難易度 | 易しい |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | ユーチューブ収益可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
Filmoraは、公式ショップ経由で購入するのが、キャンペーンも効いて最もお得です。
最安値でアプリを入手できるショップやその他詳細情報の確認は、以下のリンクをご利用ください。
プレミアエレメンツ(Premiere Elments)

特徴&イチ推しポイント
プレミア エレメンツの特徴は以下の通り。
- 迷いにくい、シンプルなインターフェース。
- AIによる自動編集機能
- モーショントラックやビデオコラージュなどの、編集サポート機能が充実。
- 商用利用可。
Adobeの家庭向けソフトですが、AIや解析を使った編集サポート機能が盛りだくさんです。
動きを追尾する機能や分析にも優れているので、スポーツや子供などの動画編集にも小技の効いた機能が便利です。
なお、優れた処理機能が多いゆえのデメリットが以下の通り。
- 高機能があり過ぎて使いこなせない。
- 処理が重め。
趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集など、はじめての方のニーズに不足はなく、ガジェット好きには楽しくてしょうがないソフトになります。
仕様一覧
DVD書き出しはありませんが、細かい出力調整が可能です。
また、家庭向けソフトなのに、パソコン要件はかなり高く、動作も重めです。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 17,800円 |
操作難易度 | 普通 |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・ゲーム記録・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | 不可・ユーチューブ収益可・商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | △(WINのみDVD可。BDは不可) |
自動編集機能 | 〇 |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
プレミア エレメンツ は、Amazon経由が安定して最安値です。
最安値でアプリを入手できるショップやその他詳細情報の確認は、以下のリンクをチェック。
ビデオスタジオ Ultimate(Video Studio Ultimate)

特徴&イチ推しポイント
ビデオスタジオの特徴は以下の通り。
- 高品質の同梱素材が豊富。
- 高度編集機能。
- 4Kや360度カメラなど、ほとんどの動画編集が可能。
- オーサリング機能付き。
- 商用利用可。
ペイントソフトなど、カラーグレーティングに優れたアプリを手掛けるカナダcorler社の動画編集ソフトで、動画編集に必要な機能が網羅的に装備されたソフトです。
イメージ的にはパワーディレクターの万能感と、プレミアエレメンツのような編集フォロー機能のついた高性能ソフトですが、操作にやや癖があります。
結婚式ムービ―・趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集など、あらゆるニーズにも対応できる高性能ソフトです。
仕様一覧
結婚式ムービーに必須のDVDオーサリング機能や、動画投稿サイトへの直アップロードにも対応し、対応できない書き出しはほぼありません。
パソコン要件は標準的で、動作スピードも普通です。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 18,144円 |
操作難易度 | 普通 |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | 商用利用可(クレジット記載ルールあり) |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | 〇 |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | 〇 |
システム要件(最小仕様) |
|
ビデオスタジオ は、公式サイトでのみ販売となっていますが、キャンペーンも定期的に実施しているため、お得感があります。
最安値でアプリを入手できるショップやその他詳細情報の確認は、以下のリンクをチェック。
ファイナルカットプロ X(Final Cut Pro X)

特徴&イチ推しポイント
ファイナルカット プロの特徴は以下の通り。
- iMovieを踏襲したシンプルインターフェース。
- 高度編集機能。
- motion・compressorとの併用で、オリジナルムービー制作の幅が広がる。
- 動作が軽い。
- 商用利用可。
Mac専用の動画編集ソフトで、インターフェース・使い勝手はiMovieを踏襲した機能拡張版のイメージです。
比較モデルはAdobeのプレミアプロで、出来る事はほぼ同等です。

また、プレミアプロには、同じAdobeアプリAfter Efects・Medeia Encorderが脇を固めますが、ファイナルカットプロも、別売の拡張プラグインMotion・Compressorが同様の役割を担います。
正直、iMovieの使い勝手を踏襲したい方、ノートPCなどの低スペックPCを使った外出先での編集が必須な方以外は、プレミアプロの方がおすすめです。
◎価格
プレミアプロ:26,160/年(サブスク)⇔ファイナルカットプロ:36,800。
サブスクと買い上げの価値観はあるものの、プレミアプロの方が安く利用できる。また、AdobeCCは購入方法によって、激安利用も可能。
◎シェア
プレミアプロ…というより、Adobeアプリのシェアが大きく、プレミアプロの方が素材やデータ連携はスムーズ。
結婚式ムービ―・趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集など、あらゆるニーズに対応できる高性能マシンです。
仕様一覧
対応できない書き出しはほぼありません。
パソコン要件は高めですが、MAC専用アプリ特有の軽さがあり、360℃・VRなどの高処理をしなければ、ノートパソコンでも比較的サクサク動きます。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 36,800円 |
操作難易度 | 普通 |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・結婚式ムービー・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
× |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | 〇 |
システム要件(最小仕様) |
|
ファイナルカットプロは、アップルストアでの購入となります。
エディウス(Edius)

特徴&イチ推しポイント
エディウスの特徴は以下の通り。
- フラットデザインで網羅的なインターフェース。
- 高度編集機能。
- 動作が軽い。
- 商用利用可。
メイドインジャパンのWin専用ソフトで、放送局などのクイックな成果が求められる、編集現場で好まれてきたプロ用の動画編集ソフトです。
プロ用ながらDVD書き込みにも対応し、レンダリングも速く、非常にストレスなく作業できるのが魅力です。
複数のコントロールパネルを1画面に配しても見やすいフラットデザインや、コンテンツ管理アプリの充実化などが充実していて、中級者以上におすすめですね。

操作は難しくないものの、チュートリアルやナレッジは多くないため、初心者が独学で取り組むにはハードルが高め。
結婚式ムービ―・趣味の編集・家族の思い出編集・動画投稿サイト向け動画編集など、あらゆるニーズに対応できる高性能マシンです。
仕様一覧
DVD書き出しも含め、対応できない出力方式はほぼありません。
プロ向けにしてはパソコン要件も低めで、動作は軽いです。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 47,918円 |
操作難易度 | 普通 |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・ゲーム記録・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
× |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | 〇 |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
エディウスの最安値はAmazoです。
ちなみに、ジャンプアップ版という製品が安くリリースされていますが、アップグレード版なので、はじめての方は手をださないようにしましょう。
最安値でアプリを入手できるショップやその他詳細情報の確認は、以下のリンクをチェック。
動画編集ソフトのおすすめ【無料】人気×総合 ランキング
無料の動画編集ソフトには、有料版と遜色ないほど高性能なものもありますが、基本的に初心者には向きません。
【無料ソフトが初心者に向かない理由】
- 高品質な合成素材が少ない。
- 操作やクリエイティブ見本などのナレッジが少ない。
- 英語アプリが多く、ヘルプやコマンドを読み解けない人は辛い。
- プラグインやその他併用アプリが必要なことも多い。
- サポートや動作保証がない。
- ダウンロード時に、ウィルス混入などのセキュリティのリスクがある。
逆に、プロ並みの知識やテクニックがある人・プロ並みの知識やテクニックを身に着ける時間とやる気のある人には、魅力的なアプリとなります。
【無料動画編集ソフト 初心者向け5選 比較表】
サンプル | Clipchamp | Olive | AviUtl | DaVinci Resolve | iMovie |
対象者 | 初心者 | 中級者 | 中級者 | 上級者 | 初心者 |
機能制限 | ◎ | × | × | ◎ | × |
インストール難易度 | 低 | 低 | 高 | 低 | 低 |
パソコン要件 | 低 | 低 | 低 | 高 | 低 |
おすすめ度 |
使い慣れた方は、どのアプリでも「簡単」・「初心者でもイケる」と言いますが、一般的なスキルの方だと、1位Clipchamp・2位Oliveあたりまでが現実的に使えるアプリだと思います。
ただ、有料版と比べると簡便性は劣りますので悪しからず。
Clipchamp

特徴&イチ推しポイント
Clipchampの特徴は以下の通り。
- 初心者向けの必要最低限な機能に絞られたインターフェース。
- 必要最低限のエフェクト・テロップを標準装備。
- ブラウザ型でOSを選ばない。
オーストラリア発のブラウザ型動画編集アプリで、無料で使えるのは解像度480pまでです。
【無料範囲で利用しようとすると、とても限定的になる】
- 解像度480pは、スマホ視聴の解像度レベルで、高画質やPCで視聴したい場合にはパワー不足です。
- また、クラウドタイプのアプリなので、分単位のファイルですら同期に時間が掛かり、エラーを起こすことが多いため、数秒程度の超短編動画でないとストレスを感じると思います。
数秒&スマホ視聴が主体の、小容量な動画編集に重宝します。
仕様一覧
出力されるのはMP4です。
ブラウザ型なのでパソコン要件は不要ですが、動作はネット環境によります。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 無料(~解像度:480p) |
操作難易度 | 易しい |
おすすめ活用シーン | インスタ・フェイスブック・SNS |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
△ |
商用利用可否 | × |
DVD/BD対応(オーサリング) | × |
自動編集機能 | × |
4K対応 | × |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
入手サイトやその他詳細情報をご覧になりたい方は、以下のリンクをチェック。
Olive

特徴&イチ推しポイント
Oliveの特徴は以下の通り。
- 完成度の高いインターフェース。
- 動作が軽い。
- 高度編集機能。
- 必要最低限のエフェクト素材。
オープンソース(無料提供)の非常に使いやすいです。
基本的な編集知識とスキルは必要なものの、初心者の方でも扱いやすく、快適なパフォーマンスを発揮します。
【操作ボタンをイメージできない初心者には難しい!?】
コマンドも含め、全てが英語表記なので、全くの初心者×英語が苦手な方には、ハードルがぐっと上がります。

全く動画編集をしたことの無い方でも、ほんの少しの努力とやる気があるなら、俄然おすすめしたいNO.1の無料ソフトがOliveです。
仕様一覧
家庭向けソフトと同程度の一般的な出力形式には対応していて、書き出しに困ることはありません。
システム要件は公開されていませんので分かりませんが、相当低いスペックでも動くと思われます。
ちなみに、動きは軽快そのもので、わたしの環境下でバグったことはありません。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 無料 |
操作難易度 | 普通 |
おすすめ活用シーン | 動画投稿・趣味・家族記録 |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
△ |
商用利用可否 | × |
DVD/BD対応(オーサリング) | × |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
入手サイトやその他詳細情報をご覧になりたい方は、以下のリンクをチェック。
ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)

特徴&イチ推しポイント
ダビンチリゾルブの特徴は以下の通り。
- シンプルで洗練されたインターフェース。
- 高度編集機能。
- 商用利用可。
- かなりの機能を無料ライセンスで利用可能。
完全なプロ用動画編集ソフトで、エフェクトや高レート処理などに機能制限の掛かった本気で使える高性能動画編集ソフトです。
【高機能だけど、操作が難しい】
- 無料とは思えないほどの機能が提供されており、初心者や一般の家庭向けソフトに親しんだ人程度のスキルでは操作と理解が及ばず、本気で学ばないと使うことすら難しいと感じます。
インターフェースは日本語対応してますが、取説・チュートリアルはほぼ英語で、日本語の情報が少ないのも難易度を上げている要因でしょう。
【プレミアプロとの比較】
- 機能・性能:同等
- 難易度:プレミアプロの方が体感的に易しい。
※プレミアプロは、チュートリアル・ナレッジが充実しているため、初心者でも取り組み可能。
プロ用ソフトを触ってみたい方や、本気で取り組んでいきたい方は、一度お試ししてみるとよいかもしれませんが、軽い気持ちで動画編集を楽しみたいなら、テンプレートが豊富な有料家庭向けソフトがおすすめです。
仕様一覧
細かいパソコン要件は公開されていませんが、公開されているスペックは高めで、プレミアプロ同様に処理は重めです。
GPUがないと動かないエフェクトもありますので、ハイスペックなパソコンで使うのがおすすめです。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 無料 |
操作難易度 | 難しい |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
△ |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | × |
自動編集機能 | × |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
入手サイトやその他詳細情報をご覧になりたい方は、以下のリンクをご利用ください。
iMovie

特徴&イチ推しポイント
iMovieの特徴は以下の通り。
- シンプルで最小限のインターフェース。
- 動作が軽い。
- 商用利用可。
apple製品を使っている方が動画編集をしたい時に、まず試してほしいアプリです。
インターフェースがシンプルなので、操作も簡単で、基本的な動画編集機能を全て備えているため、iMovieで充分と感じる方も多いはずです。
apple公式のアプリなのでセキュリティの不安もありませんし、はじめての動画編集ソフトとしては非の打ちようがありません。

ただ、可変や調整できるところも少ないので、使い込むと必ず物足りなくなるでしょう。
…それまでは、しっかり使い倒すのがおすすめです。
仕様一覧
4K出力や、動画投稿サイトへの直アップロードなど、出力機能も申し分ありません。
パターンは多くないものの、自動で動画を作ってくれる機能も装備したハイスペックなアプリです。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 無料 |
操作難易度 | 易しい |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
〇 |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | × |
自動編集機能 | 〇 |
4K対応 | 〇 |
360度カメラ対応 | × |
システム要件(最小仕様) |
|
入手サイトやその他詳細情報をご覧になりたい方は、以下のリンクをチェック。
AviUtl

特徴&イチ推しポイント
AviUTLの特徴は以下の通り。
- シンプル。
- プラグイン次第で大抵の事が出来る。
- 動作が軽い。
- 高度編集機能。
- 商用利用可。
日本発のオープンソースソフトで、高度編集も可能な動画編集ソフト。
サクサク動いていい仕事をするものの、使いこなすまでにはそこそこの知識とスキルの習得が必須です。
【使う前の導入から難しい】
基本的に、ソフト単体ではほぼ使えません。
一般的な動画編集ソフトに当たり前に見られるタイムラインや設定ダイアログも、個別にプラグインをインストールして、自分だけのAviUTLを構築する必要があります。
プラグインも無料ですが、何が必要で、どう組み上げていくべきかが、初心者には分からないので、導入時点から難しさがあります。
一通りの行程は以下サイトに集約されていますのが、ひとしきり学習した上でインストールしないと、「なんとなく…」で開始することは不可能でしょう。
比較的簡単にソフト自体をフルカスタムできるため、限定的な使い方をしたい方には、シンプル×高性能なソフトと言えます。
仕様一覧
OSはWin限定で、98以降ならほぼ動きます。
機能詳細には「-」を入れていますが、自分が導入したプラグイン次第です。
比較項目 | 詳細 |
価格 | 無料 |
操作難易度 | 操作:易しい/導入:難しい |
おすすめ活用シーン | 結婚式・動画投稿・趣味・ゲーム記録・家族記録・PV |
同梱素材 (エフェクト・テンプレート) |
– |
商用利用可否 | 商用利用可 |
DVD/BD対応(オーサリング) | – |
自動編集機能 | – |
4K対応 | – |
360度カメラ対応 | – |
システム要件(最小仕様) |
|
入手サイトやその他詳細情報をご覧になりたい方は、以下のリンクをご利用ください。
結婚式ムービー 自作におすすめな動画編集ソフト
結婚式ムービーは、いかに時間をかけずに高品質な作品を作れるかがポイントです。
結婚式ムービーを自作する方には、動画編集のスキルや経験がないことも多いので、動画編集ソフトの機能&性能がパフォーマンスに直結するからです。
結婚式ムービー自作向けソフトの選び方
【結婚式ムービー自作に最適な動画編集ソフト 3つのポイント】
- ウェディング専用のテンプレートが豊富にプリセットされている。
- 操作が簡単である。
- オーサリング(DVD書き込み)機能付きである。
テンプレート・エフェクトパックというのは、合成素材の事です。
中でも、ウェディングに特化したテイストの合成素材が豊富にあるほど、高品質なムービーを、誰でも簡単に作れます。
【サンプル|ウェディング専用エフェクトパックのみで作ったムービー】
豊富なウェディング専用素材さえ有れば、わずか4枚の写真と30分の編集でもこのクオリティでムービーが作れます。
上記ムービーの作り方を簡単に紹介したのが以下の記事です。詳しくお知りになりたい方は、ご覧ください。

ウェディング専用素材を使ったムービーの作り方はシンプルで、背景になる写真や動画の上に、ウェディングテイストのある合成素材を重ねていくことで簡単に作れます。
\ウェディング専用素材と背景との合成イメージ/

何気ない日常の写真や動画も、あっという間にウェディングテイストに早変わります。

ウェディング専用のエフェクト・パックの良いところは、背景になる素材を選ばないことで、編集スキルが浅い方・時間の無い方にこそ、活用おすすめです。
【ウェディング専用エフェクト・テンプレートのメリット】
- 背景素材(写真・動画)の質を選ばない。
- 自然にウェディングテイストを加えてくれる。
- 簡単にラグジュアリーさを加えてくれる。
- 統一感のあるムービーが作れる。
- 一瞬で付け替えできるので、効率がよい。
結婚式ムービー作りは、比較的短期間に短時間で作らなければいけないことがほとんどです。
また、製作時間は日常生活と結婚式準備の隙間で行う必要があるため、短時間で、少しずつ進めるケースが多いです。
【はじめてムービー編集する方の制作時間(プロフィールムービー)】
はじめてムービー制作する場合、以下程度の時間があると余裕をもって制作できると思います。
- 製作期間:3ヵ月
- 製作時間:2時間程度/週
リアルな作業シーンを考えると、操作が難しいもの・メニューが多いもの・いちいちマニュアルを開かなければいけないようなものは避けるべきです。
忙しい方・初めて編集ソフトに取り組まれる方におすすめなのは次のインターフェースや操作感を持ったソフトです。
【初心者におすすめの操作感を持ったソフトの特徴】
基本的に、パワーディレクター以上に込み入ったインターフェースだと、初心者や突貫で編集する方には難しいとお考え下さい。
● 作業エリア数が必要最低限
簡単&直感的と言われる動画編集ソフトは、おおむね以下の3~4つの作業エリアに分かれます。
複雑な設定は別メニューを使えますが、基本的な編集はほぼこの画面だけで完結できます。
● 作業メニュー・コマンドが必要最低限&アイコン化されている
操作を簡単に感じるUIでは、メニューボタンのほぼ全てがアイコン化され、メイン画面直に配置されているのが特徴です。
● 基本操作はマウス中心
高度な編集にはキーボード操作がおすすめですが、ざっくり編集は、マウスのドラッグやスライダーといった、ファジーな調整ができた方が、直感的&簡単に操作できます。
操作が簡単と言われるソフトは、あらゆる編集シーンにマウスによるクリック・ドラッグ中心操作を採用しているのも特徴です。
ソフトを比較する時には、無料お試し版などで、上記3点の操作感を留意しながらチェックするのもおすすめです。

結婚式ムービーは、DVDでの納品を指示されることがほとんどです。
ちなみに、USBやパソコン直結…という代替案は、セキュリティの関係からみても許可される事は難しく、式場から指示されたメディアで納品するしかないのが一般的です。
なお、製作したムービーをDVDメディアに焼くには、特別な2つの処理とドライバが必要です。
【DVDを焼くときに必須の2処理+ドライバ】
● オーサリング
DVDプレイヤーで読み込める形式へ、ムービーデータを書き換える処理のこと。
- 不備があると:DVD再生機器ではデータを認識できない。
- 追加ソフトウェア:必要。
● ファイナライズ
DVDメディア自体に、追加書き込みができないようにロックすること。
- 不備があると:DVD再生機器ではDVDを認識できない。また、ファイナライズは、DVDを作成したPCでしか行えない(書き込んだデータが視覚化されない)ため、他者に依頼することもできない。
- 追加ソフトウェア:不要。
● DVD書き込み用ドライブ
DVDに書き込むためのハードウェア。
- 追加ソフトウェア:不要(ハードウェアに付属)
\書き込むだけなら安い外付けドライバがおすすめ/
動画編集ソフトには、オーサーリング&ファイナライズを自動化してくれるソフトがあり、可能なら機能が盛り込まれているか、プラグインがセットされているタイプがおすすめです。
【オーサリング機能付き動画編集ソフトのメリット】
- 機能盛り込み型:メディアに関係なく「出力」するだけで、オーサリング・ファイナライズを含めた処理を自動で行ってくれる。
- 追加プラグイン型:ソフトのトップ画面から操作でき、編集ソフトの延長感覚で操作が可能。またDVDメニュー制作なども可能。
パワーディレクター365

パワーディレクターの中でも、特におすすめなのはPower Director365というパッケージです。
1年間のサブスクリプションですが、サブスク特典のエフェクトパックが膨大に利用できるため、結婚式ムービー自作の様に、短期間利用者にはうってつけです。
ソフトの扱いやすさは初心者向けで、機能・性能は中級者向けという、バランスのよい動画編集ソフトです。
Filmora Wedding

超初心者向けの動画編集ソフト Filmoraに、結婚式用エフェクトをパッケージしたモデルで、「動画編集ソフトの使い始めが結婚式ムービー自作!」という方にピッタリです。
結婚式が終わっても、永久ライセンスでFilmora+ウェディングパック×5を使い続ける事ができるため、以後はお友達のムービー作り等にも活かせます。
Movavi video editor Suite

モバビは、日本での知名度は低いものの、100万以上ものユーザーを持つアメリカ発のメジャーなソフトです。
明らかに初心者を意識した作りになっており、操作はとても簡単です。
また、超初心者向けソフトFilmoraともよく似たつくりですが、キーフレームが使えるのでより高度な編集が可能です。
Youtube・SNSにおすすめの動画編集ソフト

Webでの情報配信には「鮮度が命」な側面もあるので、簡単に編集できて即アップできるソフトを選ぶことがポイントといえます。
動画投稿系ソフトの選び方
【ユーチューブ・SNS投稿】
- 合成素材が入手し易い。
- アップロード・コンバートがし易い。
- 編集操作がし易い。
- 収益化しても利用規約に反しない。
合成素材とは、元の動画や画像と組み合わせて使う素材で、動画編集には欠かせません。
【合成素材 一覧】
- エフェクト
- オーバーレイ
- アニメーション
- テロップアニメーション
- 効果音
- BGM
- ‥‥など
また、合成することで、簡単にテイストやムービーイメージを整えてくれるため、画像品質を安定するのが難しい一般ユーザーには、強力な時短アイテムと言えます。
たくさんの動画を作っていくことで、様々な素材が嫌でも必要になりますので、いくらあっても困ることのないアイテムですよ。
なお、合成素材はソフトの種類(プロ向けor家庭向け)によって、予めプリセットされている素材の同梱数と利用範囲が変わるため、選ぶ際の目安にできます。
【素材別 利用範囲】
同梱数 | 商用利用 | 動画投稿サイト・SNS | |
別売ロイヤリティフリー素材 | 普 | ◎ | ◎ |
プロ向けソフト同梱素材 | 少 | ◎ | ◎ |
家庭向けソフト同梱素材 | 多 | × | ◎* |
*:一般的なソフトの評価です。詳しくはメーカーの利用規約をご確認ください。
動画投稿サイト・SNSの動画配信に限定した利用を想定しているなら、家庭向けソフトを利用する方が合理的です。
【ソフト別 特徴】
● プロ向けソフト
同梱素材は、商用利用も可能なロイヤリティフリー素材を使っています。ただし、ストック数は少ないので、別途ロイヤリティフリー素材を買い足して高品質なムービーを作るのが一般的です。
● 家庭向けソフト
同梱素材は豊富で、個人的な利用と動画投稿サイト・SNSへのアップに限り、利用可能です。商用利用は不可です。
【プロ向けソフトで最も素材追加が容易なソフトは?】
プロ向けソフトで最も追加素材を入手し易いのは、Premier Proです。
動画投稿サイト・SNSへ動画をアップするには、ムービーデータの形式変換や、サイトへのアップロード、情報修正などなど、少しばかりの手間が必要です。
【一般的な動画アップの手順】
- 動画を作成してムービーデータを出力する。
- アップロードサイトに合わせてデータを変換(コンバート)。
- 動画投稿サイトへサインイン。
- 動画投稿サイトにムービーデータをアップロード。
- 動画投稿サイトにムービー情報を登録。
ただし、動画編集ソフトによっては、ソフトから直接アップロードできる機能を持ったものがあります。
【直接アップロードできるソフトのメリット】
- ムービーファイルの仮出力が不要。
- 動画投稿サイトにアクセスせずに動画編集ソフト内でサイトアップの情報入力ができる。
投稿メインの方には、地味に時短になるおすすめ機能です。
動画投稿サイトへアップする人は、動画職人さんほど凝った編集はせず、シンプルな結合・カット・合成を繰り返すことが多いため、基本的な編集機能が充実していれば充分と言えます。
つまり、インターフェースが簡易的で、動作の軽い家庭向けソフトのほうが向きます。
【初心者におすすめの操作感を持ったソフトの特徴】
基本的に、パワーディレクター以上に込み入ったインターフェースだと、初心者や突貫で編集する方には難しいとお考え下さい。
● 作業エリア数が必要最低限
簡単&直感的と言われる動画編集ソフトは、おおむね以下の3~4つの作業エリアに分かれます。
複雑な設定は別メニューを使えますが、基本的な編集はほぼこの画面だけで完結できます。
● 作業メニュー・コマンドが必要最低限&アイコン化されている
操作を簡単に感じるUIでは、メニューボタンのほぼ全てがアイコン化され、メイン画面直に配置されているのが特徴です。
● 基本操作はマウス中心
高度な編集にはキーボード操作がおすすめですが、ざっくり編集は、マウスのドラッグやスライダーといった、ファジーな調整ができた方が、直感的&簡単に操作できます。
操作が簡単と言われるソフトは、あらゆる編集シーンにマウスによるクリック・ドラッグ中心操作を採用しているのも特徴です。
また、家庭向けソフトには合成素材が豊富にプリセットされていますので、合成加工が驚くほど高品質×簡単にできるので、プチ編集ほど重宝します。
- 商用化を予定していなければ、プロ向けよりも家庭向けソフトの方が使い勝手がいい。
現在の動画編集ソフトは、動画投稿サイト・SNS経由でアップした個人の動画に限り、収益の有無だけでは商用利用とは見なさないのが主流です。
【動画編集ソフトメーカーの商用判断 トレンドの変化】
- 2018年まで:ほとんどの動画編集メーカーが、動画投稿サイト・SNS経由でも、収益が発生するものは商用とみなしていました。
- 2019年ころから:ほとんどの動画編集ソフトメーカーが、動画投稿サイト・SNS経由の個人の動画に限り、収益の有無だけでは商用利用とは見なさないという判断を示すようになりました。

なお、利用許諾のポリシーについては、全てのソフトが足並み揃えているわけではなく、個別のケースによって判断されるものです。
よって、少しでも迷うような使い方を想定しているなら、予め商用利用可のソフトを使うか、メーカーに直接確認してください。
パワーディレクター365

パワーディレクターの中でも、特におすすめなのはPower Director365というパッケージです。
1年間のサブスクリプションですが、サブスク特典のエフェクトパックを膨大に利用できるので、素材に困ることはありません。
ソフトの扱いやすさは初心者向けで、機能・性能は中級者向けという、バランスのよい動画編集ソフトです。
Movavi video editor Suite

明らかに初心者を意識した作りになっていて、操作がとても簡単です。
超初心者向けソフトFilmoraともよく似たつくりですが、キーフレームが使えるので、アイデア次第でオリジナルムービーも作りやすいです。
Filmora+Filmstocks

超初心者向けの動画編集ソフト Filmoraだけでもよいですが、Filmora専用のサブスクFilmstocks(1,000円程度/1ヶ月)をプラスすることで、素材やテンプレートに困ることもなくなります。
投稿経由の収益化もOKなのも安心です。
初心者におすすめの動画編集ソフト

初心者向けソフトの選び方
動画編集初心者には、5つの要件を満たしたソフトがおすすめです。
【はじめての動画編集ソフトに要求したい5つのポイント】
- 充実した合成素材の質と量。
- シンプルなインターフェース。
- 視認性の高いメニュー&コマンド。
- 直感的な操作性。
- 充実した初心者向けサポート。
合成素材とは、元の動画や画像と組み合わせて使う素材で、動画編集には欠かせません。
【合成素材 一覧】
- エフェクト
- オーバーレイ
- エレメント
- アニメーション
- テロップアニメーション
- 効果音
- BGM
- ‥‥など
※名称はソフトによって多少異なります。
合成素材があると、背景になる写真や動画の上に素材を重ねていくだけで、簡単にテーマや特殊効果を持った高品質ムービーを作ることができます。
\背景に合成素材を重ねていくイメージ図/
\素材を合成した画像のビフォーアフター/
「著作権をクリア×高品質×使いやすい」の揃った合成素材は、探すだけでも苦労しますし、切り出して素材化するのも面倒です。
初心者の方ほど、合成素材を豊富にプリインストール済みで、即時利用が可能なソフトを選ぶのがおすすめです。
【プリインストール済み合成素材のメリット】
- 背景素材(写真・動画)の質を選ばず高品質なムービーを作れる。
- 合成素材を探す時間が短縮できる。
- 合成素材に加工する時間が短縮できる。
- 自然に雰囲気を追加できる。
- 統一感のあるムービーを作れる。
- 一瞬で素材を付け替えできるので、編集効率がよい。
ちなみに、プロ向けのインターフェスは、作業エリアが4つ以上に分かれ、より複雑なワークスペースを作ることもできます。
【プロ向けのインターフェース】
- プロ向けの作業エリアは4つ以上あります。
- しかも、各作業エリアには複数のウインドウを収納できるため、インターフェースの組み合わせパターンは膨大です。
- 初心者だと、作業エリア3つ以下の動画編集ソフトの方が操作も迷いにくくて使いやすい。
動画編集ソフトも専門性の高いアプリなので、操作メニュー・コマンド名称には、耳慣れないものが含まれます。
編集初心者の方ほど、ひと工夫されたメニュー・コマンドでないと、慣れるのに時間が掛かります。
【初心者に使いやすいメニュー・コマンドの特徴】
- テキストではなくアイコン化されている。
- よく使うものを厳選している。
\メニューボタンがアイコン化されている初心者向けソフト/
ゴミ箱・ハサミ・スピードメーターといったアイコンボタンの方が、「Delet」・「Cut」・「Time」といったテキストボタンよりも、視認性・連想・記憶に優れます。
また、ボタン数が多すぎないのも、初心者が使いやすいポイントと言えます。
ちなみに、プロ向けや無料ソフトでは、メニューボタンは英語のテキストタイプになっているケースは多いです。
【その他:プロ向けと初心者向けの素材データの見え方比較】
他、素材データの視認性も、初心者向けとプロ向けでは大きく異なります。
例えば、以下は初心者向けソフトのトランジション(動きのあるエフェクト)の素材一覧ですが、シンプルに図示化されたサムネイルのお陰で、どんな動きをする素材なのかは一目瞭然です。
対してプロ向けソフトでは、合成素材はほぼテキストリスト化されているため、ぱっと見ではどんな素材なのか分かりません。
初心者の方ほど、ぱっと見て分かり易いボタン・メニュー・リストになっている方が使いやすい。
- ボタン・メニュー:可能な限りアイコン化されているもの。数が絞られているもの。
- 素材リスト:図示化されたサムネイルやデモアニメーション表示を多用しているもの。
動画編集ソフトは、メーカーに関わらず、大部分の操作をマウスのみで行えるのが一般的です。
\基本的には、マウスを使ったドラッグ・ドロップ・クリックのみでOK/
中でも初心者に優しいのは、複雑な設定メニューでも、スライダーやチェックボタンを多用しているソフトです。
\複雑なパラメータ設定も、スライダー・チェックボタンで操作が可能/
ほぼすべての操作がマウスで完結できるため、感覚的な編集が可能になります。

動画編集ソフトは、プロ向けでも直感的に扱えるUIが多いので、ほんの少しだけ、学ぶ時間と気力さえあれば、実は誰でも扱えます。
初心者の方は、以下の初心者向けフォローが充実しているソフトを選ぶと、スキルアップが早くなります。
【動画編集初心者へのフォロー種類】
- チュートリアルコンテンツ
- FAQコンテンツ
- e-ラーニングコンテンツ
最低でも、取説・FAQの整備されていることは確認しましょう。
パワーディレクター365

日本で一番売れてる動画編集ソフトで、合成素材数・UI・サポートがずば抜けて優れています。
特におすすめなのはPower Director365というパッケージで、使用料が激安なサブスクになっています。
また、サブスク特典のエフェクトパックを膨大に利用できるので、素材やテンプレートに困ることはまずありません。
Movavi video editor Suite

明らかに初心者を意識した作りになっていて、操作がとても簡単です。
また、シンプルながら日本語のe-ラーニング・チュートリアルコンテンツも実装しているため、初心者の方でも簡単に操作を覚えられます。
Filmora

インターフェースの扱いやすさは業界トップレベルの易しさで、プリセットされた合成素材もかわいいです。
とにかく「操作は易しいものがいいっ!」という方に最適で、Filmora以上に簡単なソフトは‥‥おそらくありません。
MAC向けのおすすめ動画編集ソフト
Macユーザーにとって、総合的に優れた動画編集ソフトNO.1は、間違いなく iMovie です。
まずは iMovieから始めてみて、次の不足を感じるようになってから有料ソフトに切り替えるのがおすすめです。
【こんな機能が欲しくなったら有料動画編集ソフトの買い時!】
- テロップを自由にレイアウトしたい。
- エフェクトをもっと取り入れたい。
- モーションを自由に調整したい。
- 可愛いgifアニメーションももっと使いたい。
- …etc。
MACにおすすめの動画編集ソフト8選
これから動画編集を始める方におすすめしたい人気動画編集ソフトは、扱い易さと価格のバランスに優れた以下8つです。
プロ向けソフトも混ざってますが、FAQやチュートリアルが充実しているので、初心者でも扱いやすいソフトです。
【Mac向け 人気動画編集ソフト 総合ランキング 一覧】
RANK | サンプル | 扱いやすさ | プロ向け | 価格 |
NO.1 | iMovie | 無料 | ||
NO.2 | Movavi(Suite) | 9,900 (永久ライセンス) |
||
NO.3 | Filmora | 8,980 (永久ライセンス) |
||
NO.4 | Filmora×Wedding | 11,220 (永久ライセンス) |
||
NO.5 | Final Cut Pro X | ◎ | 34,800 | |
NO.6 | Premier Pro | ◎ | 26,160/年 (サブスク) |
|
NO.7 | Premier Elements | 17,800 | ||
NO.8 | Filmora Pro | ◎ | 21,980円 (永久ライセンス) |
子供の記録におすすめな動画編集ソフト
編集されたムービーは、家族全員で思い出を共有&反芻できるので、絆を深める有力なツールになります。
ただ、子供のいる日常ではスキマ時間を見つけるのも一苦労なので、編集効率のよいソフトを選べるかが重要になります。
子供の記録向けソフトの選び方
子供の成長と、撮りためた動画データの溜まるスピードは怖ろしく早いため、簡単×それなり×最短で編集できるものがおすすめです。
【ファミリー向け動画編集ソフトに要求したい5つのポイント】
- 操作が簡単。
- 合成素材が豊富にある。
- ランニングコストが低い。
- 作成補助機能の有無。
- 共有やデータ保存の方法を選べる。
趣味や副業などで利用される方以外だと、動画編集ソフトはそれほど頻繁に行えないのが普通です。
- 一般的な方の動画編集ソフトの利用頻度: 1~2回/月程度
時々しか触らないと、複雑な操作方法はすぐに忘れてしまうので、初見でも操作できるほど簡単に扱えるソフトを選ぶのがポイントです。
なお、操作感が優しい動画編集ソフトは、次のインターフェースや操作感を持っていますので、選ぶ時の参考にしてください。
【初心者におすすめの操作感を持ったソフトの特徴】
基本的に、パワーディレクター以上に込み入ったインターフェースだと、初心者や突貫で編集する方には難しいとお考え下さい。
● 作業エリア数が必要最低限
簡単&直感的と言われる動画編集ソフトは、おおむね以下の3~4つの作業エリアに分かれます。
複雑な設定は別メニューを使えますが、基本的な編集はほぼこの画面だけで完結できます。
● 作業メニュー・コマンドが必要最低限&アイコン化されている
操作を簡単に感じるUIでは、メニューボタンのほぼ全てがアイコン化され、メイン画面直に配置されているのが特徴です。
● 基本操作はマウス中心
高度な編集にはキーボード操作がおすすめですが、ざっくり編集は、マウスのドラッグやスライダーといった、ファジーな調整ができた方が、直感的&簡単に操作できます。
操作が簡単と言われるソフトは、あらゆる編集シーンにマウスによるクリック・ドラッグ中心操作を採用しているのも特徴です。
- できるだけ簡単操作ができる、初心者向けソフトを選ぶ。
合成素材とは、元の動画や画像と組み合わせて使う素材で、動画編集には欠かせません。
【合成素材 一覧】
- エフェクト
- オーバーレイ
- エレメント
- アニメーション
- テロップアニメーション
- 効果音
- BGM
- ‥‥など
※名称はソフトによって多少異なります。
合成素材があると、背景になる写真や動画の上に素材を重ねていくだけで、簡単にテーマや特殊効果を持った高品質ムービーを作ることができます。
\背景に合成素材を重ねていくイメージ図/
\素材を合成した画像のビフォーアフター/
「著作権をクリア×高品質×使いやすい」の揃った合成素材は、探すだけでも苦労しますし、切り出して素材化するのも面倒です。
初心者の方ほど、合成素材を豊富にプリインストール済みで、即時利用が可能なソフトを選ぶのがおすすめです。
【プリインストール済み合成素材のメリット】
- 背景素材(写真・動画)の質を選ばず高品質なムービーを作れる。
- 合成素材を探す時間が短縮できる。
- 合成素材に加工する時間が短縮できる。
- 自然に雰囲気を追加できる。
- 統一感のあるムービーを作れる。
- 一瞬で素材を付け替えできるので、編集効率がよい。
子供の記録は長期間にわたるため、ランニングコストは気にしたいポイントです。
そして、ソフトのランニングコストで最も顕著なのが、バージョンアップ費用です。
【動画編集ソフトのバージョンアップ】

動画編集ソフトも、OSや環境変化に併せて、定期的なバージョンアップが必要です。
- バージョンアップスパン:1年に1回程度行われるのが一般的です。
- バージョンアップ費用:セールを利用しても、新規購入時の60%程度は必要。
動画編集ソフトの中には、一度購入すると永久にバージョンアップ費用が無料になる永久ライセンスを販売するメーカーもありますので、比較・検討の際には、チェックするのがおすすめです。
【ランニングコストのよい利用(購入)方法 ランキング】
ランニングコストは、契約(購入)方式によってお得度が変化し、以下の順で安く利用できます。
- 永久ライセンス:初期購入費用のみで、バージョンアップ費用が不要。
- サブスクリプション:ソフトは所有できないが、最新バージョンのソフトを契約期間(年か月)で利用できる。5年程度なら、買い上げ&バージョンアップで継続するより遥かに安い。
- 買い上げ:価格メリットはない。
ちなみに、動画編集ソフトのサブスクリプションは、低価格&特典付きのケースが多く、活用頻度の高いユーザーには、おすすめの契約方式ですよ。
子供の記録ムービーに役立つ、自動化プログラムの代表的なものは2つです。
● 動画作成・サポート機能
必要な素材とテーマを選択して実行すると、自動でムービーができる。または、画像・BGMのみ差し替えでムービーを作れる機能。
忙しいパパ・ママの編集を大幅に時短してくれる編集サポート機能になります。
\Power Directorのクイックプロジェクト(後者)/
● 自動検出・補正機能
動き回る対象を追尾したり、画質を補正してくれる機能。
動きが激しく、必ずしも高品質な撮影ができない子供の動画素材へ、簡単補正をしてくれるので、何かと便利な機能です。
\Power Directorのモーショントラッキング×テロップ追尾/
必須ではないですし、使いこなすまでには慣れも必要ですが、覚えたら素材溜まりもサクサク解消します。
【手振れ補正機能について】
このカテゴリには、手振れ補正も含まれますが、動画編集ソフトの手振れ補正は、高額なソフトでも効果は微々たるものです。
手振れのない動画を作りたいなら、撮影時点で工夫するしかありませんので悪しからず。
手振れ対策としては、次の3つがメインですね。
ジンバルを利用する。
ジンバル内蔵のカメラを使う。
三脚を使う。
目下おすすめは、やっぱりGoProですね。
\手振れ補正が尋常じゃない/
パソコン内部やUSBでムービーを保存・共有する方は気にしなくても良いですが、動画投稿サイトやDVDを使ってムービーを保存・共有する方は、以下の仕様をもったソフトを使うのがおすすめです。
● 動画投稿サイトへの直接アップロード機能
サイトへのアップロードには、ムービーファイルのコンバート・サイトログイン・アップロード・投稿内容の調整…などなど、何かと手間暇が面倒です。
動画編集ソフトから直接サイトへアップロードできると、作業を短縮化できるのでおすすめです。
● DVDオーサリング機能
DVDメディアにムービーデータを保管する場合、他のPCやプレイヤーで見れるようにするためには、オーサリングとファイナライズが必要です。
オーサリングは、一般的にはPCに付属しないため、別途購入する必要があります。
DVDメディアを利用予定なら、予めオーサリング機能付きの動画編集ソフトを使うのがおすすめです。
子供の記録におすすめの動画編集ソフト 4選
子供の記録に向く5つのポイントを、バランスよく満たした人気動画編集ソフトは、以下の4つです。
【子供の記録におすすめの動画編集ソフト 一覧】
Movavi Suite | Filmora | Power Director365 | Premiere Elements | |
パッケージ |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
OS | Win・Mac | Win・Mac | Win | Win・Mac |
操作難易度 | 易しい | 易しい | 普通 | 普通 |
同梱素材 | 560個以上 | 896個以上 | 970個以上 | 400個以上 |
ランニングコスト | 永久ライセンス | 永久ライセンス | サブスクリプション | 買い上げ |
自動作成機能 | – | – | ● | ● |
自動検出・補正 | ▲ | ▲ | ● | ● |
動画投稿サイトアップロード | ● | ● | ● | ● |
オーサリング | ● | ● | ● | ●(WINのみ) |
価格 | 9,900円 | 8,980円 | 6,980円/年 | 17,800円 |
詳細・公式リンク | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
動画編集をいざ始めるとm「思いのほか時間確保もできなかった…」なんてことも多いため、まずは永久ライセンスで末永く利用できるMovavi・Filmoraあたりからはじめてみるのが、個人的にはおすすめですね。
動画編集ソフトのおすすめ|安いを重視 ランキング

動画編集ソフトの性能は価格と比例します。
そして、初心者の方ほど無料と安すぎるソフトで失敗することが多いので注意しましょう。
安くても高品質なソフトの選び方
もしあなたが「編集スキル中級者以上」なら、無料ソフトでもよきものがあります。
編集スキル中級者以上の方で、合成素材(エフェクト・BGM・効果音含む)を自分で準備できるなら、オープンソースのOliveが使えます。

そして、あなたが編集スキルの浅い方の場合、無料ソフトと安すぎるソフトは以下の初心者向け仕様が不足するため、無料ソフトはおすすめできせん。
【初心者に必須の機能&素材】
- 初心者向けUI:直感的に操作できるインターフェース。
- インストール済み合成素材:エフェクト・オーバーレイ・エレメント・BGM・効果音…など。
無料ソフトに至っては、表記が全て英語・ヘルプも少ない・有志の情報公開も少ない・自分でカスタムが必要…など、使いこなすまでの自己努力が大きいのも特徴です。
動画編集ソフトの性能は、価格と比例します。
初心者~中級者におすすめなのは6千円~2万円の価格帯のソフトで、少ない手間で簡単に編集できるUIと性能を持ったものが多いです。
【動画編集ソフトの性能⇔価格 比較一覧】
仕様 | 3~6千円 | 6千~1万円 | 1万~2万円 | 2万円~ |
編集性能 | カット・結合・合成・出力 | カット・結合・合成・出力 | カット・結合・合成・パラメータ調整・出力・編集サポート機能 | カット・結合・合成・パラメータ調整・出力・素材作成・エフェクト作成 |
操作性 | 易しい | 易しい | 易しい | 難しい |
合成素材 | 少ない | 多い | 多い | 少ない |
商用利用 | × | × | △ | ◎ |
おすすめユーザー | 中級者~ | 初心者 | 初心者 | 中級者~ |
価格帯別の特徴は次のとおり。
【価格帯別の特徴】
◎ 3~6千円 帯
超基本的な編集が可能。
ただし、編集性能が最低な上に合成素材が少ないので、できる事が少なく、非常に中途半端で使いづらい。
◎ 6千~1万円 帯
基本的な編集+αの編集機能。
豊富な合成素材がインストール済みで、手間なく編集が行えるので非常に使いやすい。
◎ 1~2万円 帯
6千~1万円モデルに、編集補助機能が付属したハイエンドモデル。
基本操作は難しくないモノの、追加機能の使いこなしは初心者には難しいことも多い。
◎ 2万円~ 帯
プロ向けのライン。
細かい編集ができるものの、合成素材の準備・設定などを自分で決めていくため、編集知識やスキルと、細かい手間が必要。
初心者なら、6千円~2万円のソフトがおすすめです。
安くて高性能なおすすめの動画編集ソフト 3選
1万円以下のおすすめ動画編集ソフトは以下3点です。
【1万円以下のおすすめ動画編集ソフト 比較一覧】
Power Director365 | Movavi Suite | Filmora | |
パッケージ | ![]() |
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操作性 | 普通 | 易しい | 易しい |
合成素材 | 975個以上 | 560個以上 | 896個以上 |
追加素材 | 膨大なエフェクトを、無料利用が可能。 | 2~3千円/1パッケージで、追加購入が可能。 | 1,000円/1ヵ月の、追加サブスクで膨大なエフェクトを利用可能。 |
+α機能 |
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契約方式 | サブスクリプション | 永久ライセンス | 永久ライセンス |
価格 | 6,980/年 | 9,900(裏ワザ価格) | 8,980円 |
詳細・公式 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
動画編集ソフトのパソコン
動画編集用パソコンとスペックについて
動画編集ソフトのパソコン要件は、基本的に高めです。
手持ちのパソコンを使うなら、システム要件は漏れなくチェックしておきましょう。
- なお、PCスペックで主にチェックしておきたいのは、CPU・RAM・GPUの3つです。
動画編集ソフトを「家庭向け」と「プロ向け」とでざっくりと分けた場合の最小スペックは、おおむね次の通りです。
家庭向けソフト | プロ向けソフト | |
CPU | 3年以内に購入したものならほぼ大丈夫。 | できるだけCore数が大きいもの・年式が新しいもの |
RAM | 4GB~ | 8GB~ |
GPU・グラフィックカード | 無くても良い。 | 2GB~ |
ハードディスク | 10G~ | 1TB~ |
編集ソフトの価格 | ~20,000円 | 20,000円~ |
プロ向けソフトには優れたPC性能を要求されますので、(プロ向けを使うなら)パソコンごと揃える選択肢も検討しましょう。
【プロ向けソフトの特徴】

- 音・色・エフェクトなどの、細かな調整ができる。
- 長時間の編集ができる。
- 大容量(高画質・3Dなど)のデータを扱える。
ちなみに、これから編集用PCを買うなら、ハイスペック&リーズナブルに購入できる、BTOパソコンがおすすめです。
【パソコン買うならBTOがおすすめ】
BTOパソコンとは、受注生産型のセミオーダーパソコンです。

- 必要なアプリや強化したいパーツを組み合わせられるので、高性能で安価なオリジナルパソコンを購入できます。
おすすめNO.1は価格&性能バランスの優秀な パソコン工房 です。
動画編集用パソコンの選び方・必要スペック・おすすめのブランドなどをまとめました。よろしければ、こちらも参考にしてください。

動画編集ソフトのおすすめ まとめ
動画編集ソフトは、やりたいコト・作りたいモノによって「家庭向けソフト」or「プロ向けソフト」を選びましょう。
また、「プロ向け=操作が難しいソフト」とは限らないので、初心者だからといってプロ仕様のソフトを躊躇する必要はありません。
\チュートリアルやナレッジを充分に備えたソフトであること!/
【例】
- アプリのコンテンツにe-ラーニングが実装されている。
- 公式サイトにチュートリアルコンテンツが豊富に公開されている。
- 一般ユーザーの公開しているナレッジが豊富に存在する。
ちなみに、高品質な動画を最短で作るには、高品質な合成素材も不可欠です。
プロなら素材自体をサクッと作れますが、初心者には難易度が高いので、高品質な素材やテンプレートを充分に持っておくほうが、高品質×時短ムービーを作れるので、トータルコスパも良くなりますよ。
【はじめての動画編集におすすめ!家庭向けソフトTOP3】
RANK | 製品名 | 価格 | 扱いやすさ |
1位 | パワーディレクター | 8,480/年(サブスク) | |
2位 | モバビ(suite) | 9,900(永久ライセンス) | |
3位 | フィモーラ | 9,980(永久ライセンス) |
プロ向けソフトを希望×はじめて動画編集をされる方には、以下がおすすめです。
【はじめて動画編集におすすめ!プロ向けソフトTOP3】
RANK | 製品名 | 価格 | 扱いやすさ |
1位 | プレミア プロ | 26,160/年(サブスク) |
高品質な素材をストックしているサイトは多数ありますが、中でも有名でリーズナブルなのが、Motion Elementsです。
分割エフェクト・アニメーション・オーバーレイ・動画・静止画などなど、ハイセンスなロイヤリティフリー素材を買い上げできます。