新しくなったFilmoraⅩの口コミと新しい機能についてレビューします。
Filmora Proのリリースによって、「もう進化しないだろう」と思っていたFilmoraでしたが、キーフレームと初心者向けチュートリアルの実装で、おすすめ感が増しました。
FilmoraⅩの変更点|口コミや評判
悪い口コミや評判
【悪い口コミ】
FilmoraXでさっきまでサクサク編集できてたのに、いきなり重くなったし頻繁に落ちるようになったしなんなん笑
— フユ・グローリー (@pippoppo1931) March 19, 2021
解決策調べてなんとかしないとやる気そげるわ笑
Filmoraの録画で今回撮ってるけど、重すぎて泣いた
— アルパカPM (@arupaka03_Pmod) March 21, 2021
こんなんじゃリプレイ撮れないよ…
filmora10に変えてからさらにバグ増えてイライラする笑
— む🍫 (@_yuumuun) November 27, 2020
filmora10がハチャメチャに重くなっていく……これ動かないレベルで重くなって8で編集やり直しとかいったらさすがに心が折れてしまう……。
— 夜枕ギリー@おだやか (@gillie_yomakura) December 5, 2020
編集ソフトをバージョンアップしたのですが(filmora10)
— トラ猫/鉄道YouTuber🐈Travel Cat (@toraneco_travel) December 27, 2020
激重すぎて作業が進まない😿😿
ryzen7とメモリ16GB、SSDでそこまで悪くないスペックだと思うのですが、こんなに重いと普通は使いこなせないのでは???
Filmora10に上げたら遅くてウザ過ぎ!!とりあえず寝る!!
— ぴょん@動物垢 / UUUM SPAAAK (@pyon_andplay) January 10, 2021
FilmoraⅩのネガティブ評価に多いのは次の3つ。
- 重い。
- フリーズする。
- 突然落ちる。
現在は、ダウンロードエラーや動作不良といった不具合ツイートはみかけませんので、初歩的な不具合は幾分解消されたようです。
ただし、PC要件はあがっていますから、もたつきやフリーズは発生する可能性があります。
購入前は無料体験版を使って、動作チェックしてからはじめるようにしましょうね。
良い口コミや評判
良い口コミは12月に入ってからよく見かけるようになります。
【良い口コミ】
というか、Filmora10のモーショントラック機能を、モイラちゃんをいじめる動画で初めて使ったんだけど、便利だな。驚きの便利さ。
— RYUPLEX-りゅうぷれ (@RYUPLEX) December 5, 2020
filmora10になって
— らぴ (@rapitwi) March 4, 2021
ようやく動画製作ソフトとして使えるレベルになったかなぁ
FILMORA10になり、モーショントラックがかなりいい感じになりました。なぜかモザイクに連動できませんが、別途画像は連動しますので他人の顔を隠すのはそんな大変じゃなくなりそうです。
— 150 (@Russell150m) November 29, 2020
ただターゲットが一つしかできなさそうなのがなあ
【T】ここ数日、結構調子が良かった #Filmora10 、やはり約2時間動画の終盤ともなると、重い&定期的に落ちる(笑) PCスペックの問題というよりは、ソフト側の問題だと思うが。けど、自動保存が 調子良くて、作業 そんなに戻らなくて済んでる。#動画編集 #動画編集ソフトhttps://t.co/t1KgtpFbr7
— カビゴンゆかり with T (@TeamKabiYuka) February 17, 2021
最近では不具合ツイートはあまり見られず、アップデートの賞賛ツイートばかりが目立ちます。
- 軽くなった!
- 動作が早い!
- 便利機能が増えてる!
わたしも年明けてからインストールしたクチなので、ダウンロードや動作不具合には出会ったことがありません。
ただし、それほど高度な編集をしていなくても、突然落ちる頻度が増した感があります。
スペックの低いPCだと、悪い口コミにあったようなもたつきも発生しそうですね。
FilmoraⅩの変更点|新機能
公式サイトが大々的にフォーカスしているFilmoraⅩの新機能は5つ。
今回はこの5つの新機能と、個人的に感動したチュートリアルについて紹介します。
キーフレーム
FilmoraⅩのキーフレームは、合成素材(フレーム)ごとに3つのモーションをそれぞれ設定できる機能です。
【キーフレームで設定できるパラメータ】
- スケール:大きさ
- ポジション:位置
- 不透明度:不透明度
たった3つのパラメータですが、合成の自由度が飛躍的に上がり、ムービーのオリジナリティが増します。
▼シンプルな動画素材と静止画素材にキーフレームを使用した例
今までのFilmoraにはできなかった かゆいところに手の届く細かい編集 も、とっても簡単&直感的にできるので、使いやすさが激向上しています。
モーショントラッキング
モーショントラッキングは、動く対象を自動でマーキングする機能です。
これがあるだけで、簡単に動的な合成ムービーを作れます。
モーショントラッキングは万能ではありません。複雑に輪郭が変わるような対象を追尾するのは苦手です。
- 得意なパターン:同じ方向を向いて歩いている人や動物など、輪郭に大きな変化がない対象の追尾。
- 苦手なパターン:縦横無尽に動き回る人や物など、輪郭が大きく変化する対象の追尾。
ちなみに、完璧な追尾は高額な編集ソフトでも出来ませんので、過度の期待は持たないようにしましょう。
カラーマッチ
カラーマッチは、ベースとなる画像の色調に合わせて、その他の色調を一括変更してくれる便利機能です。
\カラーマッチ イメージ/
色味を揃えることで、ムービー全体に統一感が生まれます。
やり方も簡単です。
【カラーマッチのやり方】
- タイムラインへ、元になる画像(リファレンスフレーム)と、編集したいクリップを並べる。
- 編集したいクリップを全て選択して右クリック>「カラーマッチ」を選択。
- 色味の元になる画像(リファレンスフレーム)を指定して、「統一」ボタンをクリック。
オーディオダッキング
オーディオダッキングは、タイムライン内にある特定クリップの音量に、優先順位を付ける機能です。
BGMと合成しているときに、会話のシーンのみBGMを下げる といった設定が簡単にできます。
クリップ毎にちまちま設定することなく一括管理できるので、スピーディーにオーディオ編集ができるようになりました。
ショートカットキー
Filmoraに、ショートカットのカスタム機能が追加されました。
普段使いしているアプリと同じショートカットにもカスタムできるので、作業性がぐっと上がります。
【ショートカットキー カスタムのやり方】
- ツールバーの「ファイル」から「キーボードショートカット」をクリック。
- キーボードショートカットウインドウ内から、変更したいショートカットをクリックして、新しいキーを押すとコマンドが自動転記。
- OKをクリックして完了。
\キーボードショートカット ウインドウ/
チュートリアル
個人的に「いいな」と思ったのがチュートリアル機能です。
特に、はじめて触る方に便利で、編集画面からチュートリアル動画へ簡単にアクセスしてくれるようになりました。
【チュートリアルの使い方】
❶電球マークをクリック
ウインドウ上部の電球マークをクリックします。
❷クイックスタートメニューからコンテンツを選択
知りたいコンテンツをサムネイルから選びます。
❸コンテンツをチェックする
内容によって動画だったりテキストだったりしますが、具体的なハウツーものが多いので、実践的な内容を学ぶことができます。
FilmoraⅩの変更点|動作環境
推奨スペック
FilmoraⅩになって大きく変わったのはGPU必須になったところで、その他に大きな違いはありません。
WINDOWS | MAC | |
OS | Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 ( 64 bit OSでのみ動作可能) | macOSv10.12またはそれ以降 |
CPU | Intel i3以上のマルチコアプロセッサ、2GHz以上 (HDおよび4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨) | Intel i5以上のCPU、2 GHz以降(Intel 6th Gen以降を推奨) |
RAM | 4 GB RAM(HDおよび4Kビデオには8 GBが必要) | 8 GB RAM(HDおよび4Kビデオには16 GBが必要) |
GPU | Intel HD Graphics5000以降。 NVIDIA GeForce GTX700以降。 AMD RadeonR5以降。 | Intel HD Graphics5000以降。 AMD RadeonR5以降。 2 GB vRAM(HDおよび4Kビデオには4 GBが必要) |
ディスク | 10GB以上の空き容量。(SSD推奨) | 10GB以上の空き容量が必要です。(SSD推奨) |
ちなみに、FilmoraⅩが落ちやすくなったりもたつきが出やすくなった原因は、おそらくGPU未搭載での利用が原因だと思います。
GPUが無くてもFilmoraⅩの大部分の機能は利用できますが、ちょっとでも負荷の高い処理を行うと、落ちたりフリーズしやすくなりますので。
FilmoraⅩの変更点|アップデート
インストール
Filmora9からのアップデートも新規ダウンロードも、公式ストアの無料ダウンロードリンクから行います。
▼公式サイトの 無料ダウンロード をクリック▼
▼Filmora起動後のカートマークからログイン⇒アクティベートする▼
FilmoraⅩの変更点|価格
安く
FilmoraⅩの最安値&お得なのは公式ストアです。
楽天も公式ストア直販なので価格は変わりませんが、サブスク1年プランは公式ストアからしか購入できません。
逆に、DVD版を購入したいときは、公式ストア以外から購入することになります。
【FilmoraⅩ 価格 比較(税込み)】
プラン | 公式ストア | 楽天 | Amazon |
1年プラン | 6,980円 | ナシ | |
永久ライセンス | 8,980円 | 8,980円(DVD) | 9,380円(DVD) |
Filmora+Filmstocksお買い得1年プラン | 13,800円 | ナシ | |
ビジネスライセンス | 14,900円 |
公式ストアでは、定期的にキャンペーンも行うので、タイミングがよければより一層安く購入できる可能性もあります。
FilmoraⅩの変更点|まとめ
FilmoraⅩのアップデートは結構大きいものでしたが、際立って進化したと感じた機能は次の3つです。
- キーフレーム:編集の自由度が3倍増しになった!
- カラーマッチ:自由なカラーマッチが一瞬で出来るようになった!
- チュートリアル:自分だけでハウツーを理解しやすくなった!
細かいところで言えば、エフェクト・オーディオサンプルのデザインも増えて、より楽しくなっていましたね。
デメリットは落ちやすくなったことです。
これだけの機能が充実して 永久ライセンス で使えるのは、正直お得しかありませんね。